乳白色の透けるような肌を囲むようにくるりと短くセットされた髪も、
いっそう痩せたせいでとがったように見える美しい鼻ずじも、
肌よりもさらに白い綺麗な歯並びを惜しげもなく見せてそっと微笑む横顔も、
長袖の黒いTシャツがいつもより少し大人びた風合いだったことも、
私の名前を銀色のマジックで書くしなやかで美しい踊るような指の動きも、
「Thank you!」と言って目が合った瞬間の笑顔も・・・、
思い出せる全の愛しい姿をたどってみると、
もしかしたら、
今まで何度も何度も出会ったヴァネの中で一番可愛かったかもしれない・・・。
ほんの数秒だったから・・・愛しさが増すのかな。
ほんの数秒だったから・・・永遠に忘れない瞬間になるのかな。
でも、
今回の可愛すぎるヴァネは私に少しの違和感と困惑を残していったのも正直な気持ち。
・・・次は可愛すぎない普通のヴァネに会いたい・・・。
「下一站、幸福」・・・「下一站、更幸福」
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